子どもの世界観を大事にするために親ができること ~アプリの使い方編~

夏休みに入り、子どもたちはどのようにお過ごしでしょうか。

 

我が子は、夏休みに入る直前に、小学校からのお便りとして、地域で行われるたくさんのワークショップのチラシを持って帰ってきました。自分でもワークショップを開催する身としては、こういった様々な分野のワークショップに参加しては、私自身も学ばせていただいています。

 

さて、今日はこれまでに参加したワークショップの中から、「ピッケのつくるえほん」のワークショップに参加したときのお話を1つ紹介します。

ピッケのつくるえほん」は、絵本作りアプリです。キャラクターや家具、遊具といったたくさんのパーツがあり、それらを配置して絵本を作っていきます。文字がかける子は文字を入力するもよし。文字が書けない低年齢児は声を吹き込むもよし。保存してデジタル絵本のように楽しんでもいいですし、印刷して小さな絵本を作成することもできます。

AppStore(iPad版)

家庭でも遊べるアプリなのですが、私は子どもを連れて、このワークショップに参加しました。

 

幼稚園児の回は親子で同じ机に向かって一緒に制作をしていきます。小学生の回では親は後ろの席で見守り、子どもが一人で制作していきます。どうしても親子で並ぶと、少なからず親が口出しをしてしまうので、後ろで保護者がまとまって座り、口出しできない状況を無理やり作っている、というわけです。

 

本来なら未就学児の子どもにもそういった「自分の世界観を存分に活かした作品作り」をしてもらうのが良いですが親と離れて座ると子どもが不安になるため、親子で並んで座るのだそうです。

 

そこで未就学児の親に求められるのは、「親が口出しをしすぎずに、子どもが自分で考えるような状況づくり」をする、といった意識です。

 

さて、うちの長男はというと、アプリの中で、パーツをたくさん並べて楽しんでいました。若干パーツが多すぎるような気がしながらも横で見守る私。

そして、次のページで、ベンチを配置したところ、先に置いたヒヨコ(ガーコ)が隠れてしまいました!

 

わたしはここで、「ガーコをベンチの前に出す方法を知らないのでは?」と気になりました。

 

お話作りには口出ししてはいけないという話だけれど、システムの使い方に対しては教えてあげてもいいのだろうか?

と気になったのですが、そのまま見守ることに。

 

 

その結果、息子は配置の入れ替えはせずに、そのまま「かくれんぼ」というお話になりました。

 

 

子どもの発想は無限です!

 

普段、私たち親はつい先回りして、子どもが困っていると思って、声をかけてしまいがちではないでしょうか。ここをぐっと待つ、というのは時間や心の余裕がないとなかなかできないものです。

 

デジタルデバイスを使う際にも、保育者が関与しつつ、でも放任にならない、教えこみもしない、そんな距離感を保たなくてはいけないのだ、ということを実感したできごとでした。

 

 

※このエピソードは「AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55」(河出書房新社) にも記載しています。

AI世代のデジタル教育 6歳までにきたえておきたい能力55

 

  

Leave a Reply

チェキマグの日常生活用を作っていただけませんかという声を多数いただき、制作した「Checkie! マグネット(チェキマグ)ー日常生活版」を、限定先行予約しています!

もっと詳しく