遊びもルールも自分でつくる 学童保育施設「ダビンチボックス」の取り組み Mac船水さん&五十嵐悠紀准教授 対談 ②

こんにちは。hiroです。

前回に続き、あんふぁに代表Mac船水さんと、ダビンチボックスの監修にご協力いただいた、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の五十嵐悠紀准教授の対談の様子を皆さんに紹介させていただきます。

今回はダビンチボックスのプログラムの中の一つである「遊び創造プログラム」についてです。

遊び創造プログラム

低学年のうちから自分でつくりだす力を

(mac)

「遊び創造プログラム」は、小学1年生から3年生が対象です。

高学年向けの「起業家育成プログラム」より少し簡単な内容で、ゲーム制作や絵本づくりなどをしていきます。

1〜2ヶ月に1つのペースで作品をつくり、実際に自分で遊んでみて、また他の子にも遊ばせてフィードバックをもらいます。

その結果改善案を出し、どんどん作品をブラッシュアップしていきます。

無いものは、つくればいい!

ルールだって自分でつくる!

(五十嵐)

すごくいいですね。

うちの子が通っている学童はオモチャの持ち込みが禁止なんですが、学童に行っていない子ども達の間では、カードゲームが流行ってるんです。

そこで学童の子ども達が考えたのは、オモチャの持ち込みはダメだけれども、自分達でカードをつくればOKだということ。

子ども達は画用紙をカードの大きさに切って、それにひたすら絵や『戦い』『防御』の文字を書き、そのカードで遊んでいます。

でも結局、カードゲームで遊ぶことより、カードづくりに没頭しちゃってるようですけど(笑)。

「持ち込み禁止だからカードで遊べない」ではなく、自分達でカードをつくったり、さらに遊ぶルールも考えてみる。

そうやって新しい遊びを考えて、ルールを人に説明することも、すごく勉強になると思うんです。

(mac)

自分達でルールをつくることって、今の子ども達はあまりやらなくなってしまいましたからね。

私もそれを心配していて、

「どんどんルールをつくって遊ぼうよ」

「ルールだってつくっていいんだよ」っていうのを子ども達にわかってもらいたいと思っています。

ルールの説明は意外と難しい

順序立てて物事を言うことの練習にも

(五十嵐)

そうですね。

でもルールをつくることだけではなく、またそのルールを人に教えることも重要ですよね。

人に何かを説明するって意外と難しいですから。

先日、1年生になった次男が学童で「人間将棋」という、何やら新しい遊びを覚えてきたのですが、

私はどんな遊びかわからなかったので

「人間将棋って何?」と質問したんです。

息子は一生懸命説明してくれたのですが、私はチンプンカンプン。

すると、息子はシルバニアファミリーの人形を出してきて、「これが王様で…」と、工夫しながら説明してくれたんです。

こうやって誰かに説明することで、順序立てて物事を言うことの難しさを実感したり、工夫して説明できるようになると思うので、とても勉強になると思いますね。

プレゼンするだけじゃなく

裏方も体験することで新たな気づきも

(mac)

人に何かを説明したりプレゼンテーションすることは、すごく勉強になりますよね。

アメリカでは、学校でもよく子ども達にプレゼンさせるんですが、日本ではあまりないですよね。

(五十嵐)

プレゼンといえば、YouTubeも参考になりますね。

夏休みに家族で東武ワールドスクエアに行ったんです。

世界遺産のミニチュアの街だから、遊び心でぬいぐるみを持参して。

私はぬいぐるみと一緒に写真を撮るぐらいのつもりだったんですけど、子ども達はそのぬいぐるみを使って

「はい、では次はエッフェル塔です!」とYouTuberのようなことをし始めたんです。

だんだん構図も考えだし

「ここから撮ると影になっちゃうから角度を変えよう」とか

「こう撮ったほうが面白い」とか。

YouTubeを見ているだけだったら気がつかなかったことに、自分が撮る側になって初めて気づくんですよ。

だからレッスンでは、動画を撮る側とプレゼンする側、両方を体験させてみるのもいいと思います。

(mac)

いいですね。

今、ビデオはアプリで簡単につくれるので、

子ども達が撮影し、子ども達がビデオを編集する。それをクラウドファンディングのビデオとしてネットに流す。

すべて子ども達の力でやりきる。

すごく楽しみですね!

次回はとうとう最終回

皆さん、いかがでしたか。

お二人の対談も、とうとう次回が最終回。

次回はダビンチボックスでできる色々なことについてご紹介します。

お楽しみに!

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