今回は、ひとつひとつは記事ひとつにするほどではない小ネタを
いくつか集めて書きたいと思います。
ちょっとした悩みだったり、笑い話だったりの育児の日常をご紹介します!
本日の献立:
ママである私をパパとしか呼ばない1歳の息子
猫パンチによって遠慮を覚えた1歳の春
ママである私をパパとしか呼ばない1歳の息子
1歳10か月ごろまで、息子は私のことを「パパ」としか呼べませんでした。
「ママのところに行ってね」などと言われると、私のところにトコトコあるいてくるので、
私が「ママ」だということは分かっているらしいのですが、なぜか口からでる言葉は「パパ」
私も「ママ」って呼ばれたいなあ・・・
と、ちょっと悲しい気分でいたのです。
パパが出かけるときだけ「一緒に連れて行って!」と泣くし、
家の中でパパの姿が見えない時だけ「パパ! パパ!」と探しまくる。
私だけお出かけの時はにっこり笑顔で「バイバイ」されます。
も、もうちょっと執着されたい・・・
と贅沢な悩みをちょっと抱えていたのですが、
ある日ふと昼寝中にうとうとしているときに考え付きました。
この子にとって「ママ」は呼ぶ必要もないほどいつも近くにいるし
一緒にいるのが当たり前だから探す必要もないし
必ず帰ってくると信じ切っているから笑顔で「バイバイ」できるのでは・・・?
そっかあ~
それならしょうがないなあ~…
と、すとんと納得できました。
母親ってないがしろにされがちだけど、それは心底信頼されている証でもあるんだな・・・
と悟り、母親レベルが1上がったのでした。
猫パンチによって遠慮を覚えた1歳の春
2021年春…
ちばにし家の猫と1歳男児の関係は一方的な関係でした。
興味がある対象にはずんずん迫っていく子どもと
力加減の分からない手でつかまえられるのが嫌で逃げる猫
大人がそれを見かけた時には仲裁に入っていたのですが
やはり四六時中見張っているわけにはいきません。
リビングのテーブルの下に追い込まれる猫と
テーブルをばしばし叩きながら雄たけびを上げる1歳の光景が日常化していました。
そしてある日、革命は起こりました
その日も猫を追い詰めてテーブルの周りをまわっていた1歳が、突然わっと泣き始めたのです!
「いーたーい! いーたーい!」
と手を抑えてママに縋り付いてきます。
慌てて手をみると、ちょっとひっかき傷が…
鋭い猫パンチをお見舞いされていたのです!
「痛かったね、でも猫もイヤイヤだったのよ」
となぐさめながら、私は内心、猫に感心していました。
というのもこの11歳になる猫
若いころは猫パンチがド下手でいつも他の猫や人間に流血させていたのです
それが、勢いはあるけれども「ばふん!」という感じの爪を立てない猫パンチを齢11歳という高齢でマスターしたのです。
改めて私が余計なちょっかいをしつこくしてワザと猫パンチを食らったのですが、もう以前とは比べ物にならないくらいソフトになっていました。
手加減された制裁を食らった1歳は
それ以降、猫を力づくで引きずり寄せたり、体ごと体当たりするようなことをしなくなりました。
今ではリビングで1歳と猫が、距離は離れているもののお座りしている場面もたまに見かけるようになりました。
猫、お前も頑張ったんだね…
といつもよりちょっと多めにおやつをあげたのでした。
著者:ちばにし[:]