突発性発疹にかかりました
おおよそ10日間に及ぶ闘病となりました。
もう大変でした!
いきなり40度の高熱は出るわ、発疹は出るわで……
初めての大きな病気だったこともあって、子育て初心者1年目のちばにし家夫婦は、
もう大パニックでした!
1歳半までに90%の子どもがかかるといわれている突発性発疹。
同じように子育て一人目の初心者ママやパパの参考になればと思い、レポートを残しておこうと思います。
突発性発疹とは?
大人の多くが保菌しているヒトヘルペスウィルスが子どもに唾液などを通して感染する。
38度以上の発熱が3日間ほど続いた後、解熱とともにバラ色の発疹がお腹を中心に顔面、四肢に数日間出現する。その他下痢やむくみなどの症状もまれにみられる。
最初に熱が上がり始めた時に熱性けいれんをともなうことがあるので注意。
診断方法は発熱時に血液検査をするか、発疹が出てきたのを確認し判断する。発疹が出たあと、熱が下がったあとに血液検査をしてもあまり意味がない。
後遺症が残ることは少ない。
参考文献:国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/532-exanthem-subitum.html
1歳2か月の突発性発疹発症から完治まで
初日
急に寒くなってきた10月の初頭、息子は鼻水と咳がすこし出ていました。
最初は普通の風邪だと思い、微熱もあったので念のため保育園をお休みしたのですが、昼頃にはその熱も下がり、機嫌もよく食欲もあり、すぐに良くなるだろうと楽観視していました。
2日目
朝から元気だったので通常通り保育園に登園し、何事もなく帰宅しました。
しかし、その日の夜7時くらいに微熱。ですが本人は元気な様子で食欲もありました。
3日目
熱は37度のまま。保育園を休んで午前中にかかりつけの小児科へ。
通常の風邪の症状であるとして、お医者さんから咳鼻水のシロップを処方されました。夜には平熱に戻り、息子は元気で食欲もありました。
4日目
すっかり元気だったので保育園に登園。何事もなく帰宅しました。
ですが夕方7時ごろにお風呂からあがって、ゆっくりしていたところなんだか体が熱く感じ、体温を測ってみるといきなり38.8度に。
ですが本人元気で食欲もあったので、緊急の受診はせずにそのまま就寝しました。寝苦しそうで、夜中になんども起きました。
5日目
夜中から朝にかけて40度の熱が! 本人もぐったりはしていますが、ある程度食欲はあり水分もとれました。
朝一番でかかりつけの小児科へ。お医者さんが軽く触診したあと、すぐに「突発性発疹」の可能性を伝えられました。
血液検査もできるタイミングだったのですが、なんと季節外れの台風直撃により検査結果をみれるタイミングが土日を挟んだ来週ということで、血液検査は無しになりました。
突発性発疹であればそのころには特徴的な「赤い発疹」が出てきているから、検査をする意味があまりないとのことでした。
他の感染症のだった場合の念のための抗生剤と、寝苦しそうなら飲ませるようにと解熱剤を追加で処方されました。
6日目
息子はだるそうにしていて、不機嫌ですが、ご飯は普段の半分ほどは食べられ、またスムージーやみかんなどののど越しの良いものは口にできました。絵本を読んだり遊びたがりますが、すぐに横になって疲れている様子でした。
夕方、おむつを替えようとしたところおへその周りに赤い発疹を確認しました。
発疹が出ればほぼ「突発性発疹」で確定だし、そこからすぐに熱が下がると聞いていたため、本当にほっとしました。
聞いていた通り、夜8時ごろには36度6分にまで戻り、寝る前にまた37度7分にまで上がりましたが、ぐっすりと眠れている様子でした。
7日目
すっかり平熱へ。少しだるそうにはしているものの、遊びたがるなど回復の傾向がみられました。食欲は半分くらい。機嫌は悪く、少しでも気に入らないと泣いたり、だめだと言われた行動をしつこくくりかえすように。別名「不機嫌病」と呼ばれる理由がわかりました…。
8日目
月曜日になり小児科へ。「突発性発疹」であることを確認してもらい、体力が回復次第普段通りの生活を送ってよいといわれました。
保育園への対応を聞いたところ、熱が下がって発疹が出る段階までくると人にうつることはまず無いため、保育園がOKするなら登園しても大丈夫と言われました。
その後、2日間をかけて体力が元に戻りました。
突発性発疹を経験して……
最初に普通の風邪をひいて、それが治ると同時に突発性発疹を発症したか、あるいはレアケースではあるが、突発性発疹の症状としては珍しく咳と鼻水もあったのではないかといわれました。この咳と鼻水のせいで、他の病気じゃないかと気をもんだんですよね~!
1歳半までに子どもの90%はかかるという突発性発疹。
急な高熱にパニックにならないよう、心構えと、あとは物理的にお薬を飲むようのまぜものゼリーや、水分補給のためのスムージーやジュレをストックしておくことが大事だと感じました。
著者:ちばにし
[:]