まだまだ昼間は暑いですが、夜になると秋の虫の鳴き声が響いてきて、季節の変わり目を感じますね。
夏生まれの息子は先日1歳をむかえ、自己表現をよくするようなりました。
これがしたいと思ったら、ダメだと言ってもやろうとする、ちょっと困った一面も見せるように。
特に困っているのが、
- 噛み付く
- 髪の毛を引っ張る
- 爪を立てて引っかく
- 食べ物を口から飛ばす
以上の4つです。
保育園にも通っているため
お友達にも同じ事をすると考えると、早めにこれらが「ダメなこと」だと伝えたいのですが、
まだまだ言葉が理解できないため、「ダメだよ」と言ってもにこにこ笑うばかりで、遊びとしか思ってくれないんですよね・・・・・・
保育士さんのアドバイスをもらいつつ、これらの対策に挑んだので、記録を残しておきたいと思います。
1歳といえど、きちんと言葉で説明すれば伝わる
保育士さんからのアドバイスは、
とにかく真剣に、毎回同じ態度で、きちんとダメだということを伝えることを繰り返す
というものでした。
言葉が分からない子どもでも、親の表情や雰囲気は感じ取ることが出来るし、
悲しんだり怒ったりしている様子を見ると、同じ事をしないようになってくるんだそうです。
さらに、最初は許してたけれど今日からはダメ、
家ではいいけれど外ではダメ、またはその逆
という態度では、子どもも混乱してしまうので、毎回同じ態度をなるべく一貫したほうが良いとの事です。
前準備が大切! 夫婦で子どもに同じ態度をとることが重要
今回、子どもの問題行動対策を行うにあたって最初につまづいたのが、なんと夫の行動でした。
子どもが噛み付いたりしたときに、私が怖い顔や悲しい顔を作って
「だめだよ! 痛いよ!」
と子どもに言うと、その瞬間はハッとした顔で子どもは問題行動をやめてくれるのですが、
しばらくたってから、子どもが夫に噛み付いたりしたときに、夫が笑顔で
「いたいよ~」
とニコニコしながら言うものですから、
「これはやっぱり遊びなんだ!」
と認識を上書きしてしまい、
また私にも噛み付いてくる、という悪循環に陥ってしまったのです。
これでは私も怒り損。
このままでは世間でよく見る、「小うるさい母親」と「やさしいイイトコ取りの父親」になりかねません。
これはいかんと、急遽、夫とプチ会議を開きました。
最初は
「だって、ごまかしてくる息子の顔が面白くて笑っちゃって・・・・・・」
と真剣に取り合ってくれなかった、親バカになりつつある夫でしたが、
保育園に通っているので、お友達に同じ事をしたらどうなるのか? と真剣に話をすると、
さすがによその子に怪我を負わせるのはまずいという考えに至ったらしく、真剣に協力することを誓ってくれました。
子どもの問題行動対策に取り組んだ結果・・・・・・
噛み付く回数は格段に減りました!
まだたまに噛み付きますが、最初の頃のような、青く痣がのこってしまうほどの力では噛まなくなりました。
その他の問題行動はダメだといったらすぐにやめてくれるようにはなっています。
あきらめずに少しずつ、伝わるということを信じて取り組んでいくことが大事だと感じました。
著者:ちばにし[:]