猫と赤ちゃんの同居の実態
我が家は2頭の猫を飼っています。
この2頭は私がまだ実家で暮らしていたときに拾った猫たちで、もうそれぞれ10歳を超える年齢です。
赤ちゃんが生まれる2年くらいまえに、実家のある沖縄から引き取ってきました。
もちろん飛行機に乗せてつれてきたのですが・・・・・・あのときはとても大変でした(猫も人も)。
獣医師との鎮静効果のある薬の相談、猫のショック、ようやく千葉につれてきた後も猫がストレスであばれるなど・・・・・・
それはもう記事が5つくらいは書けそうな思い出があるのですが、今回のテーマは猫と赤ちゃんとの同居です。
そう、ようやく千葉でのくらしも落ち着いてきた猫たちの元へ、またもや大きな環境の変化が訪れたのです。
赤ちゃんが生まれる前から行った準備、実際に猫と赤ちゃんが暮らしてみてどうだったのかを書こうと思います。
我が家で行った3つの猫と赤ちゃん対策
①ベビーベッドを中古で購入
ベビーベッドはすぐに使わなくなる、粗大ゴミになって困るなどの意見を周りから聞いていたため、購入しないつもりだったのですが、
いざ、赤ちゃんのお世話のシミュレーションをしてみると、ベッドの上以外に赤ちゃんを置けるスペースがないことに気づきました。
なぜなら、床はどんなに掃除をしても猫の毛がおちているからです。猫の毛はしつこく残り、かつ供給が絶えません。
一生懸命掃除すればいいじゃない! という根性論は通じないのです。
なのでもちろん、床の上にオムツ買え用のクッションを敷いて・・・・・・なんてこともムリです。
なので、唯一猫の侵入を禁止しているベッドルームに小型の中古ベビーベッドを置くことにしました。
小型なのは我が家が3LDKのマンションで手狭なのが理由で、
中古なのは、子どもがつかまりだ立ちをはじめたら安全のためすぐに、粗大ゴミとして処分するつもりだったからです。
②夜は猫を隔離
新生児~乳児までは、夜中に何度も起きて授乳することが予想されました。そのときに毎回猫がくっついてきてかまってほしがるのは容易に想像できます。
ここは心を鬼にして、一部屋丸々を猫部屋にして夜中はそこに猫を入れておくことにました。クッションとこたつ完備の居心地のいい部屋です。
そこに子どもが生まれる前から入ってもらい、慣らしていきました。
③どこまでも飛び散る猫砂対策
我が家はウッドチップの猫砂を使用しています。
猫砂って本当にどこまでも飛び散っていきますよね!
猫の肉球に挟まって、猫がいけるところならどこにでも転がっています。
それが、少し動けるようになった赤ちゃんの目に留まったらどうなるか・・・・・・
手をのばして・・・・・・取って・・・・・・口に・・・・・・ああっ!!
ということでいろいろな手を使って猫砂飛び散り対策を行ったのですが・・・・・・
1.猫トイレをすのこで覆う→猫がいやがって別の場所でトイレするように
2.猫トイレをダンボールで覆う→猫がいやがって別の場所でトイレするように
3.猫トイレの下に滑り止めのカーペットを敷く→半分程度しか猫砂を止められない
4.さらに3に加えて、猫のトイレがある部屋の出入り口に毛足の長いマットを敷き、続く廊下にも同じマットを敷く
→長い毛足の間に入り込んだ猫砂の掃除が大変ですが、95%くらいの猫砂を止めることができました。
実際に猫と赤ちゃんの暮らしが始まった結果
ベビーベッドは、そこで赤ちゃんが寝なくなってからもオムツ換え台として活躍したので、赤ちゃんが7ヶ月の月齢になるころまで使用できました。
その後は、ベビーーサークルを設置し、その中だけ頻繁にコロコロで掃除して何とかしのいでいます。現在はオムツ換えもそこで行っています。
猫は朝方、猫部屋から「だせー!」と騒ぎますが、夜中は静かにしてくれるようになりました。
5%の猫砂とはいまだに戦い続けています・・・・・・。
我が家の猫と赤ちゃん同居対策、いかがでしたでしょうか。
猫とも子どもとも一緒に暮らしたいと考えている方、猫を飼っている方でこれからお子さんを考えている方たちの参考になれたらと思います。
著者:ちばにし[:]