夫もがんばってくれていることは分かっているのですが、どうしても
なんで察してくれないの!
と怒ってしまう事も多々ありました・・・・・・
出産するまでは本当に仲が良かった夫婦だったのに、ギスギスしてしまって、またケンカをしての悪循環。
そんな経験を経て、こうしたら上手くいったという事例をご紹介します。
産後の家事は本当に大変
産後、私は頭が本当にアホになりました。
まず短期的な記憶力が低下し、ついさっき話した内容もけっこう忘れる始末。
また睡眠不足もあり集中力も低下しています。
ついでに体力も低下しています。
本当によぼよぼでした。
そんな状態で日々の家事や育児に挑もうとした場合何が起きるのか・・・・・・
まず、何をしていいのかわからなくなります。
1時間かかって赤ちゃんを寝かしつけて、ようやくわずかな時間確保できた自由な時間でも・・・・・・
ようやく寝てくれた・・・・・・えーっと、何すればいいんだっけ。
あっ、哺乳瓶洗ってない。そういやお昼ご飯まだだ。お風呂先はいっちゃおうか?
あっ朝ごはんのお皿テーブルに出しっぱなしじゃん。
そういえば洗濯物洗わないとそろそろ赤ちゃんの肌着が足りなくなってきたな・・・・・・
えーっと、それで何をすればいいんだっけ?
というような感じで、頭の中はとっちらかっています。
たいていの場合あちこち動き回った挙句、全部中途半端に作業をし、ひとつふたつ終えるか終えないうちにまた赤ちゃんが泣き出します。
つまり、前もって今日やることをきめておかないと、ほとんど何も出来ない状態になってしまったのです。
自分がどの家事をしていいのかわからないため、当然、夫にどの家事をお願いすれば良いのかも分かりません。
その結果、夫は進んで家事をしてくれるのですが、ご飯の準備をしないといけないタイミングで掃除洗濯を始めるなど、かみ合わないことが多々ありました。
ということで私は、頭の中を紙に書き出して整理することにしました。
上手くいく家事分担のための5つのステップ
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①100均ホワイトボードを買って、それに一週間分のタスクを表記する。
(紙でも良いですが、書き直しやすいホワイトボードがおすすめ!)
毎日やること、一週間に一回やること、一ヶ月に一回やることなどと分類わけします。
たとえば毎日やることは、食器洗いや洗濯物、一週間に一回~は掃除機やお風呂掃除、トイレ掃除など(家庭によっては毎日やることに入るかもしれません)
月に一回は、フィルター掃除、窓拭き、フローリングの雑巾がけなどという感じでざっくり分けておきます。 -
②一日のタイムラインを書き出す①でわけた家事のうち、まずは毎日やらないといけない家事と、育児や自分の生活リズムを併記していきます。
これによって、何時までに○○を済ませておかないと、夕飯時がきつくなるということが分かるなど、一日を俯瞰して見ることが出来ます。
それを誰が担当しているのかまで書いておくと仕事量もわかってベストです。 -
③②できついなと思ったことや、分担してほしいことを夫婦で相談する。
見える化してあるので、どれくらいの時間がかかる家事で、どのタイミングまでにしておかないといけないということが分かりやすく、夫婦での話し合いがスムーズに進みます。 -
④残りの「一週間に一回やる家事」、「一ヶ月に一回やる家事」はホワイトボードや紙などにチェックリスト式で表記し、冷蔵庫などに張り出して、出来る人が行い、済ませたらチェックを入れる。
誰がどれくらいがんばっているかわかりますし、単純にまだ終わっていない家事がどれなのかも分かります。 -
⑤1週間に一度フィードバックし合い、タイムラインやチェックリストを見直す。
これは大事です。うちでは4~5回は確実に見直しました。
やってみたら意外と時間がかかったので、この家事は朝ではなく夜にしたい、という意見や、この家事はどうしても苦手だから、この家事と交換してほしい・・・・・・など、柔軟に対応することが上手くいくコツだと思います。
以上、我が家で家事分担をする上でのコツでした。
たくさんある子育て家庭の一例ですが、参考にしていただければ幸いです!
著者:ちばにし[:]