[:ja]新しい阿波おどりをつくってローカルビジネスを救う挑戦!〜コドモ国際救助隊ダビンチーズ ARE GO! #2が行われました[:]

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テーマ「ローカルビジネスを救え!」

コドモ(隊員)とさまざまなバックグラウンドを持つオトナ(隊長)が
世界のお困りごとを解決するものづくりを即興で行う、オンラインのワークショップ「ダビンチーズ ARE GO!」。新型コロナウイルスにより様々な問題が起きている地域のビジネスを助ける具体的な策を考え、ものづくりをする活動を、2020年4月から始めました。このワークショップで現在取り組んでいるテーマは「ローカルビジネスを救え!」。課題解決を求めている人や企業の聞き込みを行っていたところ、こんなニュースが飛び込んできました。

新型コロナウイルスによりお祭りなどのイベントが相次いで中止になっています。つい先日、日本三大盆踊りの1つである徳島市の阿波踊りも今年は中止ということになりました。多くの観光客を期待している地元の商店街や関連産業のダメージは計り知れません。

そこで、新しい阿波踊りをつくって地元のビジネスを救う「阿波おどり2.0プロジェクト」を、第2回のワークショップ(5/3開催)から開始しました。ワークショップにはなんと、内藤佐和子徳島市長ご本人も参加! また、阿波おどり実行委員会の関係者や地元の企業の方々にも参加いただきました。

 

新しい阿波おどりの形を探り、ローカルビジネスへつなげるアイデア

ダビンチーズ ARE GO! 第2回目のワークショップは2020年5月2日に行われ、総勢60組、約100名の参加者で2時間弱盛り上がりました。
阿波おどりの歴史や背景、その盛り上がりを伝えると、次々と「かっこいい!」「楽しそう!」という声が上がりました。ただ、その阿波おどりがキャンセルになったという重いニュースも、ネット越しではあまり伝わりません。でも、「お祭りが全部キャンセルになる」ということになると、課題は一気に身近になり、自分ごとになります。そこで今回は、「阿波おどり2.0を楽しむための、新しいお祭りをつくる」という、少し俯瞰したテーマにしました。そうすることで、お祭りがなくなるということに対して、子どもたちからはこんな声が!(実際のワークショップ中のコメントより)

「やだーーーーー」
「やだ」
「のー」
「中止いやだー」
「悲しい」
「やだー」
「(´;ω;`)」
「I love 祭り」
「(涙)」
「祭りがないと夏じゃない…」

では、家から出られないということが前提でお祭りや阿波おどりを楽しむ方法は何か? ということで、アイデア出しをしました。また、大人には、オンラインで新しい楽しみ方をするための基盤作りと、ローカルビジネスが潤う仕組み作りに取り組んでもらいました。

 

出たアイデアは100個以上!

ワークショップ内でこの課題に取り組めた時間は1時間弱でしたが、子ども・大人から出たアイデアは100を超え、ワークショップが終了した現在でも投稿してもらい、増え続けています。その中のいくつかを紹介します。(実際のワークショップ中のコメントより)

まず、阿波おどり2.0に関してのアイデア(大人・子ども両方)の一部

「世界各地で阿波踊りコンテスト、勝ち上がってポイント貯めれば徳島での本番への出場権!(各地での開催は徳島とオンラインでつながる)」
「ダンスゲームで阿波踊りができるようにする!」
「初めての方がオンラインで踊りを教えてもらえる。できたら次のレベルの踊りを教えてもらえる。最終的に世界でコンテスト」
「いろんな連の踊りをお家で!」
「踊りを実寸大で表示して、自分がその中に入れる」
「いろんな連のグループにいって体験できるのよさそう」
「阿波踊りのレッスン(ごひいきチーム)をWEBで受けて、検定(マスタ-制)にして、いつかリアル開催できるときに、そのチームの踊りをマスターした人が参加できる」
「連の踊りのレクチャーが受けられる」
「大好きな連とバーチャル商店街を踊っていく」

お祭の新しい楽しみ方のアイデア(大人・子ども両方)の一部


「どう森でお祭り開催」
「お祭りの音と香りが届けられれば」
「金魚すくいようのおもちゃをつくる」
「VRでゲームや食べ物を買ってそれを配達してくれる」
「物々交換していく」
「VR出店」
「お祭りをしながらスタンプを集める、集めたら商品をもらえる」
「みんなが踊っている場所がドローン映像みたいに一望できて、踊りたいところに一瞬で行って参加できる」
「家であしぶみしないと出店を回れない」
「栄養バランスをアドバイスしながら食べるものをお勧めしてくれる屋台」
「屋台で販売しているものがオンライン決済で購入することができて、自宅に届く」
「全員徳島に集まれなくても、世界各地で開催する阿波踊りコンテストをパブリックビューイング的に各地で見れれば、各会場は生ライブ感、だけど、オンラインでの無制限な広がりができる?」
「お祭りの食べ物を徳島県産にする」
「すだち料理、選手権!」

そして、ローカルビジネスとの繋ぎのアイデア(大人から)の一部


「背景の画像がお祭り、その背景を阿波踊りの実行委員会から購入」
「徳島の特産品を使った家庭料理がお祭りで買える商品に」
「屋台で販売しているものがオンライン決済で購入することができて、自宅に届く」
「お祭りでゲットできたコインで商店街のものを買える(配達)」
「ポカリスエットを購入すると、ポイントが溜まってVRが見れる、徳島はそれで協賛金が得られる」
「投げ銭!」
「逆スポンサー制度ー各連と普段お付き合いの深い商店街が提携。連のファンクラブのようなシステムをWEB上で作ってファンからの会費など(踊りWEBレッスン料もいいと思います)の収入を提携商店街へ流す。踊り(連)を通して、地元商店などのファンになってもらうという形です」
「阿波踊りバーチャル開催!ー特設空間のメインステージのスクリーンにて、昨年の阿波踊り映像の上映、及び応援メッセージや応援映像の上映。また特設ステージ横の屋台では、徳島県産の特産品や地元商店街の自慢の味やグッズなどをオンライン上で購入することが出来、後日配送。また来年度の開催に合わせて地元ホテルの予約もオンライン上で出来、先払いによって予約を完了。来年のリアル開催をみんなで楽しみにしながら応援」

これらのアイデアはウェブ上にまとめ、ワークショップ終了後も思いついたら追加していただいていて、5/4現在で110個ほど集まっています。

リピート希望が殺到

ワークショップが終わりに近づくと、次々に感想が寄せられました。大人からは、子どもたちと一緒に考えることの大切さを実感できたという声もいただきました。(実際のワークショップ中のコメントより)

「実現すれば良いなと思うものがたくさん出た」
「一緒に乗り越えるの最高ですね」
「新しいアイディアの種を頂けました。ありがとうございました。」
「実現させましょう!」
「たくさんの意見が出ててすごい😆」
「いろいろな意見やアイディアが出て楽しかったです^^」
「みんなでそれぞれの課題を共有したり、解決策を考えたりすることはいいことですね!」
「子供や大人のアイデアをたくさん聞きてとても楽しかったです!子供達とzoomで会話すること自体が新しかったです!アイデア出すのが難しかったのですが、ここから発展できるように考えていこうと思います!」
「次回はもっと具体的に動かせるように、それまで準備しましょう!」
「今の時期だから考えられるテーマとして楽しかったです。子供からワクワクするアイデアをもらい、いかに大人が現実にしていくかというのが大事だと感じました。」
「改めてこの企画は今の日本に必要なことがたくさんあって、すごいなと思った」
「ゾクゾクします💕」
「企画の種の植え方がうまいダビンチーズ」
「市長 頑張りましょう」
「またやろう!」
「参加したい最高」
「阿波踊り踊ってみたいな」
「臨場感を、波動を伝えたい」
「次回もよろしくお願いいたします!」
「たのしかったー!!!!!!!!」
「たのしかったたのしすぎました」
「Facebookページでも続きに参加させていただきます!」
「わくわくは自粛せず爆発させていきたい」
「新しいアイデアの見つけ方を学びになりました」

徳島阿波おどりだけじゃない!

今回出していただいたアイデアは、Facebookグループ上で話し合いを進めながら案をまとめ、企画書を作成して次回のワークショップ(5月末〜6月開催予定)で具体的な作業に進んで行きます。今回のテーマを「阿波おどり」から「お祭」にしたことで、同様の問題を抱えている全国の自治体やお祭・盆踊りの実行委員会とも連携することができると考えており、いっしょにこのプロジェクトに関わっていただく方・団体を募集します!
地域や規模は問いませんので、いっしょにやってみたいという方はぜひご連絡ください。

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みんなでつくる、みんなの街

ダビンチクラブでは、このように街の課題を子どもを含めみんなで行っていくことで、教育の文脈では課題解決能力・地域への理解・趣味や特技を活かした価値づくり、まちづくりの文脈では地域自体が住みやすい街にしていく文化づくりに寄与します。何もかも新しい、未知の時代が来ました。みんなで歩んでいける社会をつくっていく文化ができればと願っています。

自治体・企業向けの住民・顧客・社員参加型ものづくりプラットフォーム「まち育オンライン」の詳細はこちらです。
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