初めてあった人に、自己紹介として経歴を話すとほぼ100%の確率で「すごく変わってますね」と言われます。その紆余曲折のキャリアがマンガになって読みやすくなりましたので、シェアします!
大学では英語を専攻したのですが、実際はほとんど勉強せず、結局あまり話すことができずに卒業。でもやっぱりきれいに話せるようになりたくて(といっても留学する余裕もなかったため)、いっそ英会話スクールに講師になろうと決意。講師になれば嫌でも英語を話す上、給料ももらえると思いました。講師になるための最低限の資格を取ってなんとか英会話の講師になりました。結果10年ほど講師や通訳を経験し、最初の1〜2年で上級クラスも教えられるほどのスキルを獲得できました。当時、留学経験もパスポートもなく独学で学んだ英会話講師として人気講師に。
もともとデザインも好きで英会話スクールのポスターやチラシを担当してましたが、あるときウェブサイトを作るように言われて困惑。ウェブサイトはプログラミングの知識も必要になるので断ったのですが、他にできる人がいないということで承諾。プログラミングの本を次々に買っては読み、独学で1からサイトを作ってようやく完成。すると、会ったこともない人から「サイトすごく良かった」と言われ、デザインも面白いと感じるように。それまではポスター・チラシなどを見て感想をくれるのは知人だけだったのに、インターネットを使うと世界が広がる! 自分が作ったものを通して伝えたいことを伝えるデザインも一つのコミュニケーションだと気づき、そうであれば今まで講師や通訳として培ったコミュニケーション能力をデザインでも活かせる! と考え、デザイナーに転職。当時「ウェブデザイナー」という職業がまだ一般的に知られていなかった時代に自らウェブデザイナーと名乗り、仕事をもらって学びながらフリーランスデザイナーとしてウェブやグラフィックのスキルを磨いていきました。
フリーランスを始めて1年ほどしてから新宿区にあるデザインの会社に就職し、さらに1年ほどで新生銀行に正社員のインハウスデザイナーとして転職。当時大々的に行ったブランディングプロジェクトのデザインを任されたりして4年ほど経験する一方、独学でCADを習得しました。ロボットやスマートフォンなど未来の「こうなったら楽しいな」というワクワクするデザインを次々にブログに英語で投稿すると、国際デザイン賞を受賞してしまいます。ヨーロッパやアメリカから仕事のオファーが来るようになり、銀行を退職して再びフリーランスのデザイナーに。プロダクトデザインもできるデザイナーとして医療器具のデザインやウェブやグラフィックのデザインをしていきました。数々の国内外の国際デザインコンペに受賞しました。
数年後、スタートアップやベンチャー企業からの依頼が増え、今までなかった「価値を新しく創造していく」現場に深く入り込見ました。スタートアップでは、サービスや事業のデザインという領域も数多く経験。そのうち自分でも何か事業を始めたくなり、もともと英会話講師として経験のあった「学び」と、デザイナーとして磨いた「デザイン」のスキル、そしてスタートアップで経験した「ビジネス」を掛け合わせて起業しました。会社名は「あんふぁに」で、フランス語の「子ども」を意味する「あんふぁん」と「無限大」を意味する「あんふぃに」を掛け合わせ、「子供の可能性を無限大に高める事業を創る」というコンセプトにしています。
価値創造力を磨き、「ハートを動かすチカラ」を持つ人を出来るだけたくさん創り出すことをミッションに頑張っています!
とにかく即実行
・思い立ったら即行動
・やりたいことは、まず教える立場になってみる
・できる! といって仕事にしてしまう
・とにかくやりたいことをいろいろやってみる
・どんな経験も活かす
そうすると、どこにもない、オリジナルな自分になります。
そんなこんなで、今はデザイナー、プロデューサー、起業家、講師などなどを日英でやっています。
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