♦ 癒合歯(ゆごうし)ってなに?
隣り合わせた歯と歯がくっついて、1本の歯のようになってしまうことです。乳歯のときになりやすく発現率は2〜3%です。
♦ 子どもが癒合歯になっていたら?
永久歯に生え変わる前には必ず歯医者さんで診察を受けましょう。癒合歯の下にある永久歯の状態をレントゲンで確認しておくためです。主治医に今後の治療方針を聞いておくと安心できますね。
癒合歯の裏側に永久歯が生えてくる可能性もあります。その場合は抜歯をすることもあります。幼いお子さんだと痛みを感じやすく、心配になりますが主治医と相談して治療を進めていきましょう。
娘の場合、レントゲンを撮ってみたら2本の癒合歯の下に永久歯が1本しか見えないので下の歯の本数が足りない。将来的に歯並びや噛み合わせが気になるので、定期的に検診を受けて様子をみることになりました。
◊ 癒合歯で注意すること
癒合歯は接合部のスジに汚れが残りやすいため、丁寧な歯磨きが必要です。虫歯になってしまうと治療も普通の歯より難しいため注意しましょう。
癒合歯と診断された場合は歯並びに関係するため、定期的に健診を受けましょう!
◊ 初めての小児歯科
・ 託児室にはキッズスペースがあり、診察10分前から入室できました。娘はお絵描きや魚釣りの遊びをして楽しみました。
・ 定期健診のシール帳があり、シールを集めるとドレスを着て写真撮影ができるようです。
・ 診察が終わるとおもちゃがあたりました。
小児歯科は人気なのか電話の初診予約が取りづらかったです。待ち時間が少なく子どもが喜ぶので総合的に行って良かったと思います。
◊ 小児歯科を探したい
小児歯科は全国的にみても数が少ないです。
小児歯科を探すのに便利なサイトは「 小児歯科バンク 」
♦ 理想のおやつタイムは?
飴やグミは糖分を口の中に留めてしまうため虫歯になりやすいです。おやつは15分以内が理想的です。
◊ あごを成長させるためにできること – 歯と関係が深い顎 –
・ 食事中は姿勢を正して食べる。
・ 食事中に飲み物を飲むとよく噛まずに流し込んで食べる習慣がつきます。なるべく水分は食前と食後にしましょう。
・ 大きく切った食材は歯を使うため、あごの成長に良いです。
◊ よく噛める食材って何だろう?
・ 豆類
・ ごま、ナッツ
・ 海藻類
・ 野菜
・ 魚介類
・ しいたけ
・ いも類
・ トウモロコシなど
定期的に健診を受けることで、虫歯や噛み合わせなど問題が起こる前に対処できる! 忙しくて見逃しがちな歯の検診。子どもの歯と顎の健診のために夏休みに定期健診を受けてみましょう ( ^∀^)♬
※上記は筆者の経験によるものです。治療の際は必ずかかりつけの医師の処方に従ってください。[:]