ここのところ暑い日が続いています。まだ5月だというのに30度を超える日が連日・・・。梅雨の来る前からもう夏が始まっている気にさえなります。
日差しもとても強いですね。この時期から気になり始めるのが紫外線!紫外線の年間グラフを見てもこの通り。4月から徐々に強くなり始めます。
まだ5月と思って紫外線対策を怠ると大変。
紫外線を浴びすぎると、将来、皮膚の老化や皮膚がんが起こりやすくなるだけでなく目の病気も起こりやすくなります。子どもは皮膚が薄く紫外線の影響を受けやすいので、子どものうちから日焼け予防をするのは、とても大切なんですね。
すぐできる紫外線対策
1日のうち最も紫外線が強いのが、日中の10時から14時。この時間帯は、時間をずらせる外出なら無理して出かけないようにしたり、日焼け対策をしっかりして出かけた方がよさそう。
服などの生地の色は濃い色の方が紫外線を吸収します。ちなみに熱中症を防ぐには淡い色の方が良いです。
日陰は日向の50%紫外線が減ります。そして、帽子はつばが7センチあれば60%の紫外線がカットできます。
くもりの日は紫外線はあまりなさそうに感じてしまいますが、くもりでも晴れの日の約80%の紫外線が出ています。曇りの日は日焼け対策を怠りがちなので要注意ですね。
日焼け止めクリーム
大人よりも肌の弱い子どもに塗る日焼け止めは、どれにするか悩む方も多いと思います。SPF数値が高いと肌への負担も多くなるので、子どもにはSPF20くらいがちょうどよいです。そして子どもは大人よりもよく汗をかくので2~3時間おきに塗ってあげるとよいでしょう。
日焼け止めにあるSPFとPAの表示。その違いは・・・
「SPF」は、日焼けで肌に赤みを起こすと言われているUV-Bを防ぐ数値の大きさのこと。子どもには15~20がベストです。
「PA」は、短時間で肌が黒くなる反応を引き起こすと言われるUV-Aを防ぐ数値の大きさです。子どもには+~++がベストです。
子どもはどうしても日焼け止めをなかなか塗らせてくれなかったりします。ポンプ式だと塗りやすかったり、ジェル状のものや、クリームでもさらさらしているものだと、比較的嫌がらずに塗らせてくれます。
今年の夏は長くなりそうな予感・・・。紫外線対策をしっかりして、夏のお出かけ、楽しんでくださいね!
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