今回は我が家の子どもたちが夢中になっている「廃材遊び」について書きたいと思います。
我が子たちの通う幼稚園では、年間を通して廃材遊びを行っています。と言っても「廃材遊びの時間」があるのではなく、好きな遊びをする時間がとても多く、廃材で作品を作ったり、外で遊ぶ子もいれば、絵を描いたりおもちゃで遊んだり、みんなそれぞれ自由に遊ぶといった具合です。なので廃材遊びをしない子もいますが、みんなが家から空箱やトイレットペーパーの芯や卵の容器などを持ってきて、自由に遊べるようにクラスにひとまとめにしています。
我が家の兄は廃材遊びが大好きです。厳密にいうと廃材で車を作るのが好きでよく作ってきます。そして作って終わりではなく、家に持って帰ってくるとまたそれで遊びます。遊んで壊れると補正してまた遊んでいます。
大きすぎてこのままでは持ち帰れず半分に解体して帰ることも・・・
制限なし 何でもありの廃材遊び
廃材遊びは自分でゼロから作るので創造力が養われます。素材も形も違う多種多様の箱などを、切るのも色を塗るのも紙を貼りつけるのも何でもアリです。おもちゃだとこうはいきません。どうしても制限が多くなってしまします。
遊んで壊れたら作り直す。前よりも頑丈にセロテープを貼ったり、壊れないように工夫して作ります。
我が家の子たちは、おもちゃで遊ぶよりもより長い時間夢中になって遊んでいるように思います。あんふぁにのコンセプトにも「夢中を育てる」というのがあります。
あんふぁにコンセプトは⇒こちら
夢中が天才を生む。なるほどです。子どもは遊びが大好きです。昔から子どもは遊びの天才といいます。時間を忘れて夢中になれるって素晴らしいです。日々の生活の中ではどうしても夢中で遊んでいるのを中断させなくてはいけないこともとても多いですが、それは次はこれをやろうねというルールでもあります。でも、翌日が休日だったりすると、寝る時間になってしまっていてもそのまま遊ばせてしまったり・・・
今はおもちゃも豊富だし、テレビ番組やDVDだってたくさんあるので、子どもたちも飽きないでしょう。でも自分でゼロから作って何かひらめいた時や作品が完成した時の嬉しさを味わうって大切なことです。家にある、ゴミ箱行きのはずの空箱たちをちょっと捨てずに遊んでみてください。子どもの「創造力」そして「夢中才能」が発揮されるかもしれません。
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