新年度、みなさん各ご家庭、新しい生活が始まる方もいれば、今までとは変わらぬ方もいらっしゃるかと思います。我が家はこの4月から兄は年中さん妹は年少さんになりました。と言っても、妹は昨年1年間2歳クラスというものに通っていたので入園と言うより進級といった感じです。
「幼稚園イヤッ!」問題
新しく幼稚園に入園する子を持つ多くの親が頭を悩ます問題があります。それがこれ「幼稚園イヤッ!」問題です。我が家の兄は、一年前まさにこれでした。
朝から、幼稚園に行きたくないと大泣き。なんとか泣き止ませて幼稚園まで行くとまた泣きます。泣きながら門まで行き先生にだっこされて幼稚園に入っていきます。
泣くのを必死にこらえている日もあります。でも表情は硬く私の手をぎゅっと握って離しません。そして門のところ手を離そうとするとまた泣き出してしまいます。
子どもにも大人と同じようにそれぞれ性格があって好き嫌いもあります。
子どもは、大人が会社を選ぶように幼稚園を選ぶことはできません。親の判断で決まってしまいます。でもだからといって、「行きたくないから休む」もよくありません。でも毎朝泣かれてしまうと親としては困ってしまうしイライラもしてしまいます。
そこで私が試した対策を3つご紹介します。
1.「ママも幼稚園にいるね」
ウソはいけないと思いますが、これで少しでも子どもが安心してくれるならと考えました。ママは〇〇組のお部屋には入れないけど幼稚園の中で〇〇クンを見てるからね!と。
2.お弁当に好きなフルーツを入れる
これはお弁当の幼稚園限定ですが、「今日は苺を入れたよ!」「今日のデザートはブドウだよ!」と子どもの好きなフルーツを入れました。わが子はそれを食べるのを楽しみに、頑張って幼稚園に通うようになりました。
3.「そうだよね。幼稚園行きたくないよね。ママも〇〇クンとはなれるのイヤだよ。」と同調する
ついつい言ってしまいがちですが、イヤだと言って泣いている子に「イヤじゃないよ、楽しいよ!」と言っても逆効果です。子どもは「イヤ」で「楽しくない」からないているのです。気持ちを分かってあげて「ママも〇〇クンと離れるの寂しいけど頑張るから〇〇クンも頑張ってみようか」と言いました。すると、泣き止んでしぶしぶですが行ってくれるようになりました。
兄は2学期まで、登園時に泣いたりしましたが、それでもこういうことによって少しずつ泣く日は減っていきました。そして3学期は一度も泣かず登園できるようになりました。
ちなみに妹は兄の真似をして泣いたりワガママを言うことはありましたが、本当に行きたくないと泣いたことは1回しかなかったように思います。
こればっかりは、本当にその子それぞれの性格で変わってきます。親は「他の子は泣かずに登園できてるのに」「私の育て方が悪かったかしら」と悩んでしまったりしますが(私も最初は自分のせいでは…と悩みました)でも今は、「そんなことはない」と思います。同じ親に育てられても、妹は楽しそうに幼稚園に通っていました。
「幼稚園イヤッ!」問題に直面しているパパやママさん、どうか悩みすぎないでくださいね。
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