寒い日はあったかいシチューがおいしいシーズンですね。
買い物に行くとシチューコーナーなどが設置されて食欲をそそられます。
子どもが好きなメニューのカレーや肉じゃがにも使いまわせる常備野菜
ジャガイモ、ニンジン、玉ネギは買い置きしておくことが多いのでは。
でも気づいたら腐っていた・・なんてことも。
今回はよく使う3つの野菜の保存方法をご紹介します。
ジャガイモ、ニンジン、玉ネギの保存方法
野菜室がある冷蔵庫があればラクチンですが
食べ盛りの子どもがいると野菜が入りきらない場合も。
通常の冷蔵庫の中にむきだしで野菜をしまうとすぐに乾燥してしなびてしまいます。
せっかくのビタミン群も減少。
また皮のついた雑菌の多い状態で密封してしまうと湿気や結露で腐りやすい原因にも。
適度に湿気をとってくれる新聞紙などにつつんで通気性があるビニール袋(レジ袋でも)に入れて保管しましょう。
ジャガイモの保存
- 常温に保存:
- 段ボールやザルなどに新聞紙を敷いたところに保存。上にも新聞紙をかけて通気性をよくしておく。
- 冷蔵庫に保存:
- 低温すぎると早く傷んでしまうので、キッチンペーパーや新聞紙などに軽くつつんでビニール袋にいれておく。
ニンジンの保存
- 常温に保存:
- ジャガイモと同じ。
- ニンジンの場合、ヘタに余分な葉っぱが残っているともじゃもじゃと白い根が。葉っぱが光合成するためで、わたしたちが食べる部分の栄養素も減ってしまいます。余分な葉っぱが残っていたら包丁の刃元でえぐり取っておきましょう。
- 冷蔵庫に保存:
- ジャガイモと同じ。
玉ネギの保存
- 常温保存:
- ジャガイモと同じ。
- ネットやストッキングに入れて風通しの良いところにつるしておくとより日持ちします。
- 冷蔵庫に保存:
- 常温がおすすめ。他の野菜とちがい湿気を必要としない玉ネギを冷蔵庫に入れると、常温よりも早く傷む傾向があります。
共通するのは、湿気がこもりやすく暖かい場所に置いておくと劣化が早まってしまうということ。
とくにジャガイモは暖かいとすぐに芽が出て変色してしまいます。
ジャガイモの芽や緑色に変色してしまったものは食べないよう要注意!
ジャガイモの芽と緑色の部分にはソラニンという、腹痛や嘔吐を引き起こす天然毒素がふくまれています。
ジャガイモによる食中毒についてくわしく知りたい方は
農林水産省ホームページ(ジャガイモによる食中毒を予防するために)をご参照ください。
冬に活躍する野菜をかしこく保存して、ぜひおいしく料理してください♪
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