今年は暖冬のおかげで野菜が高騰せずに助かっていると感じる今日この頃。
冬が旬の野菜といえば、ダイコン、ニンジン、キャベツ、ほうれん草、ネギ、白菜など盛りだくさん!
しかも室温でも日持ちするのであわてずに消費できるのがうれしいですよね。
ただ野菜ぎらいの子どもにとっては、あんまりうれしくないかもしれません。
野菜に含まれているのは
- 細胞を元気にして風邪や病気にも強くなれるビタミン
- 第二の脳ともいわれる胃腸を元気にしてくれる食物繊維
風邪を引きやすい季節だからこそ、子どもたちの健康にぜひ野菜の栄養素をいかしてほしい!
そんなわけで今回は、子どもの野菜ぎらいを改善するコツをご紹介します。
子どもの野菜ぎらいを直すコツ1〜料理はきざんで混ぜる〜
子どもがいったん野菜ぎらいを意識してしまうと起きやすい“見た目でアウト!”
そんなときは、米つぶくらいに細かくきざんでしまえばヘッチャラになるかも。
野菜の苦味をやわらげる料理のコツ
- フードプロセッサーやミキサーまたは包丁でみじん切り
- タマネギやピーマンは切ったあと軽く水にさらして苦味を流す
- ひき肉や卵に混ぜたり、甘めの味つけをする
そもそも子どもが苦味をいやがるのは、毒物から身を守ろうとする自己防衛本能のあらわれ。
はじめて食べたピーマンやタマネギを吐き出してしまうのは、正常な反応なのです。
大人になると食べられるのは、味覚が発達してくることによる“慣れ”。
だから子どものうちは苦味を抑えて食べやすい味つけにしてあげるといいですよ。
子どもの野菜ぎらいを直すコツ2〜野菜を育てて収穫する〜
きざんで混ぜても食べられない!という子どもには家庭菜園がオススメ。
自分たちで育てた野菜なら苦手でも「食べたい!」とトライしやすくなり、おそるおそる口にはこんでみたりをくり返していくうちに食べ慣れて偏食がなくなっていきます。
保育園では子どもたちが育てたダイコンやキャベツ、ブロッコリーを庭の畑から山盛り採ってきて、調理室まで力を合わせて運んできてくれたのが懐かしいです。
「寒かったでしょ?」ときくと「ぜんぜん寒くない!」と元気いっぱい。
採れたて新鮮な野菜を使った給食はいつもより完食する子が多かったです。
種をまいたら水をあげて世話をしてあげる。
そんな風に子どもが植物を育てることで自然から学ぶことも多いはず。
冬に種まきするなら、小松菜やほうれん草、ルッコラの栽培が比較的カンタン。
種の袋に「寒さに強い」や「12月でも種まきOK」と記載されている品種は極寒地でなければ冬でも育てられる野菜です。
野菜ぎらいを直したい! と真剣にお考えであれば、ご家庭の庭やベランダで子どもと楽しく家庭菜園を始めてみてはいかがでしょう。[:]