あんふぁにがプロデュースした価値創造型学童保育施設ダビンチボックスで、小学校低学年を対象にした「遊び創造プログラム」を開始して1ヶ月。初めての試みで、教える側もある程度想定はしていたものの、何ができるかワクワクでした。
「なんでもアリ」にしない
このプログラムは、「みんなで楽しめる新しいモノをつくろう!」というスローガンで物作りをする時間ですが、「何を作ってもいい」という条件では、逆にアイデアは出にくいと言われています。このプログラムでは、アイデアに一定の条件を設けているのですが、価値をつくれる子どもになるために非常に重要な条件にしてます。
それは、
・自分たちが欲しいもの
・みんなで遊べるもの
・誰かがハッピーになるもの
なのです。自分たちが楽しめることはもちろんですが、使ってもらった結果、何かいいことが引き起こされるようなものにするのです。いいこと=価値です。
結果、小1の女の子のアイデアを先に具現化することになりました。
(経緯はこちら)
ハロウィーンの仮装に使えそうということもあり、1ヶ月でできるのか不安でしたが、なんとか間に合いました。
最初のアイデアが、こんな感じ
それが、こんな風になりました。
さらに改良を重ね、最終的にはこんな風に。
もう販売できるレベルですね!
実際に、商品化に向けて子どもたちとアイデアを練っています。お城とのコラボやイベントなども考え中です。正式に商品化になれば、子どもたちには商品発表記者会見をさせる予定です!
子どものヒラメキを、うまく価値に繋げられるか
〜アートをデザインに変える挑戦〜
ダビンチボックスが一番力を入れているのが、子どもの自由な発想から生まれたアイデアを、社会に価値として届けることです。
最近のビジネス書を読んでみた方はご存知かもしれませんが、子どものように自由に、柔軟に考えることは新しい商品や事業、会社をつくる上で非常に大切なスキルなのです。もし、次から次へと溢れ出る子どもの柔軟なアイデアを、抑え込まず、足りないところを足してあげることで、誰かの役に立たせることができたら、すごいことが起きると思いませんか? 私はそれを信じています。子どもの自由な発想に、価値創造力がプラスされるんです!
そしてすでに、次の新しいアイデアが生まれ、制作進行中。次は、LINEスタンプです!![:]