子どもに会わせたい、見せたい野生動物ベスト3
1.ライオン
言わずと知れた百獣の王!! ドシッと構えた姿には威厳がありカッコイイですよね。しかし、狩りをするのはメスの仕事でテリトリーに入ってきた敵を威嚇するのがオスの仕事。この時に活躍するのがたてがみなんです。自分を大きく見せて敵を追い払っています。ちなみにたてがみは黒いほうがメスライオンにモテると知ってましたか? それも生まれ持ったものではなく気持ち次第! 自分に自信を持つことでテストロンという男性ホルモンが分泌されどんどん黒いたてがみになるそうです。興味深いですよね。しかしながら外見だけではありません。ライオンのオスは3歳頃には群れを追い出されオスの仲間たちと放浪を始めます。もともと狩りが得意でないオスは獲物にありつけず飢え死にしてしまったり他のオスに殺されてしまったりすることもあるそうです。でも強いオスは厳しい放浪中に力をつけ、他の群れを乗っ取りその群れのボスとなります。そんな厳しい環境の中で生きています。ライオンを見ていると強くないと他者に優しくできない、そんな気がしてきます。子どもたちにも自分に自信を持ってライオンのように強く優しく育って欲しいですよね。
2.アフリカゾウ
みなさんは、毎年たくさんのアフリカゾウが密猟の犠牲になっていることをご存知でしょうか。知能レベルが高く絵を書くゾウなどをテレビで見たことがある方もいらっしゃると思います。賢く感情豊かなゾウ、周りで悲しんでいる仲間がいると同様に悲しみ鼻を使って相手の顔をなでたりすることで仲間を落ち着かせるのだそう。私は、人懐っこくて優しい目をしたゾウが大好きです。未来の子ども達のためにも絶滅させてはならない野生動物の一種だと思います。
3.キリン
キリンは草食動物で、身長5メートル以上、体重1トンという巨体です。動物園のおりから首を出しているキリンとは違い優雅に草原を歩く足の長い野生キリンの群れはエレガントで美しく魅力的です。でもまつげが長くて可愛い、ちょっとユニークな顔をしています。長いのは首や足だけではなく、実は50センチ近くもある長い舌を持っています。みんな同じに見えるキリンですがよく見ると色や模様が異なるものもいます。動物園に行ったら是非お子様と一緒に観察してみてくださいね! ちなみに日本ではキリンをペットとして飼うことが法律上可能だそうですよ! 現実的には難しいですけどね(笑)
今回、私がベスト3に選んだ野生動物は、絶滅危惧種とはまだ認定されていないものの生息地の開発や狩猟により急激に数が減少している動物たちです。このような動物たちを守るために私達に出来ることはなにか?地球温暖化によって北極の氷が溶けるのを避けるためのエコ活動、例えば電気をつけっぱなしにしない、シャワーを出しっぱなしにしないなどの節約は子どもたちでも簡単にできます。身近でできることから始め、動物たちを守るができたらいいですね。
動物との触れ合いで生まれる子どもへのメリット
★思いやりの心
私のスクールで犬を飼っている生徒がいるのですが、犬をペットとは呼ばず弟と呼んでいます。一緒に遊ぶだけでなく、散歩やエサを与えたりきちんと世話もしています。世話をしながらペットと一緒に過ごすことによって愛情が生まれ自然と優しさや思いやりという気持ちが育まれているのだと思います。
★命の大切さを知る
ペットを飼っていると死という別れに遭遇することもあるかもしれません。それは子どもにとって命の尊さ、大切さを学ぶ貴重な経験となります。大好きなペットとのお別れはとても悲しく辛いことです。でも大きな悲しみの後に必ず子どもは成長することでしょう。
★癒やし効果
よく、ペットを飼っている人から「動物は人を裏切らないから」と聞きます。確かに動物は言葉を話すことが出来ないので人を傷つける事は言わず無条件に自分を必要とし安心感を抱かせ幸せな気持ちにさせてくれますよね。もちろん子どもに「勉強しなさい!」と言うこともなく(笑)いつでも味方でいてくれる兄弟のような友達のような大切な存在になっていくんでしょうね。
この動物なあに? 子ども向け動物図鑑Andoroid版
幼児向けの知育アプリです。ひらがなを覚えたお子様がカタカナを覚えながら動物の名前を覚えるのに最適です。見たことはあるけれど名前は分からない動物も意外と多いと思います。お子様と一緒にアザラシとアシカ、ヒョウとジャガーの違いなどを見つけながら楽しむのもいいですね。
子どもたちの成長につながる動物たちとの触れ合い。もちろんペットを飼える環境に住んでいる人ばかりではありません。動物園や水族館、最近はネコカフェやショッピングモールの中にも動物と触れ合える施設があります。毎日忙しいママ達も時には子どもと一緒に動物たちと触れ合い、のんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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