最近は暑い日が続いていますね。太陽が元気を奪っていくようで娘たちの就寝時間も早まりました。疲れで免疫力も落ちてくるこの時期、体調管理にも注意していきたいですね。
接触の多い集団生活。流行る時期は4月〜7月。
♦くしゃみなどで飛沫感染してしまう病気は?
昨年の7月のある朝、娘が喉を痛そうにしていました。食欲もあり、熱もない。いつも通り元気に遊んでいました。ただの風邪かな?と思いながらも小児科を受診。症状を先生に伝えるとなにやら検査を始めました。
喉の奥を長細い綿棒でグリグリとして終わりました。溶連菌感染症が流行っているようで検査をしたのです。検査結果は10分程でわかり、先生から溶連菌感染症の診断と処方薬の説明をして頂きました。
元気だった娘も診察当日の夜には食欲がなくなり嘔吐。38度の熱を出し2日間苦しそうでした。診察日は舌が白かったです。次第に苺のように赤くブツブツと変化しました。かゆみのある発疹。腹痛と症状は続きました。娘はなりませんでしたが、手足の皮膚が剥けてしまう事があるそうです。いずれも治療後は完治します。
溶連菌感染症-娘の場合
♦治療
処方薬は抗生剤を14日分と頓服の解熱剤〈熱38度以上〉3日分。医師や抗生剤の種類により処方日数は変わります。
♦溶連菌感染症の注意点
感染力が強いため同居家族への感染も疑われます。子供やお年寄りなど免疫力がない家族の症状も確認してみましょう。症状がある場合、念のため検査を受けてみると安心ですね。
娘の溶連菌感染後は食器やドアノブなど、消毒して使っていました。家族への感染には気をつけましょう。
♦回復までの生活
◊水分補給は充分に。
◊喉が痛くて食べれない場合、喉ごしがよい食事を。
娘は2日間、食べれなかったのでゼリーで過ごしました。
◊発疹時のお風呂はかゆみがでるためシャワーで済まそう。
♦登園や登校について
抗生剤を内服後、2日間経てば感染力がほとんどなくなり、出席できます。出席する日は医療機関に相談をして、お子さんの体調が良くなってから決めましょう。
♦合併症
抗生剤は最後まで飲みきりましょう。自己判断で服薬をやめてしまうと再発したり合併症を起こします。
娘は医師の指示により病院の診察日から4週間後に腎炎の検査 〈尿検査〉を受けました。
回復後に合併症として急性腎炎になる事があるためです。
他に合併症としてリウマチ熱・アレルギー性紫斑病などを起こすことがあります。
- 顔が浮腫んでる
- 尿がでにくい
- 動悸、息切れ
- 関節痛
回復後には上記の事をチェックしましょう。
♦病気の記録に便利なアプリ
忘れてしまいがちな日付と症状をアプリに記録して、診察時に役立ちます! ⌈おうちカルテ⌋
- 家族ごとにアイコンや色分けができて便利!
- 操作がカレンダー形式なので簡単
- メールで記録送付ができる!
- 日付と時間は自動で入力時刻が記録されるので、服薬時間が正確に分かって手間が省ける!
- 熱の出た時間や症状も時系列に! 医師への説明がスムーズにできる!
♦溶連菌感染症の症状をチェック♦
- 初期は元気だが喉が痛い
- 舌が白い
- 舌が赤く苺のようにブツブツしている
- かゆみのある発疹
- 嘔吐
- 38度〜39度の熱が2.3日続く
- 腹痛
- 手足の先の皮膚が剥ける
- 咳や鼻水は出ない
幼児期から中学生の間に1度はかかるという溶連菌感染症。
ただの風邪と間違えやすいため、症状を把握して早めの受診を心掛けましょう。
♦注意
この記事は個人の経験談になります。症状が似ていても、必ずしも同じ病気だとは限りません。
参考程度にお読み頂くようお願い致します。
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