発達障害と向き合う

[:ja]ここ数年、「発達障害」という言葉を聞く機会が増えて来たように感じます。さらに発達障害児の数が年々増加傾向にあるとも言われています。

そもそも皆さんは発達障害についてどの程度知っていますか?

発達障害とは・・・

発達障害には色々な種類があります。自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、学習障害など一言に発達障害と言ってもそれぞれ特徴が違います。さらにどれか診断がついても、実際の症状は人それぞれだったりします。

なかには診断がつかない人もいます。それが発達障害グレーゾーンといわれる人たちです。

我が家の長女もグレーゾーンに入ります。1歳前から発達障害の疑いで療育を始めましたが、結局小学校入学前の発達検査で発達の遅れがなく診断名はつかないまま発達外来と療育は卒業となりました。しかし実際は同年代のお友達より、できないことが多かったりします。

きっとこのブログを読んでるママたちの中には、子供の発達に悩んでいる方もいることでしょう。

そんなママたちの参考になればいいなぁと思って、少しだけ娘の特徴をお話しします。

娘と発達障害・・・

娘が発達外来を受診するきっかけとなったのは、前にも触れた一人座りができずに検診で要検査となったこと。大きな病院で再検査のために出会った先生が小児発達の専門医で、そこでいろいろと相談し始めたことで療育を受けられるようになりました。

当時の1番の悩みは離乳食を食べてくれないこと。歯科大病院を紹介してもらい、「摂食リハビリテーション科」に通い始めてすぐに口内の感覚過敏による摂食障害の診断が出ました。

その診断を聞いた時ショックを受けるというよりも、すごく安心しました。

 

(2歳半頃のリハビリ弁当。ほとんど食べることはできなかった)

結局4歳になるまで通い、娘はその病院で食べ物を噛むことを覚えリハビリは卒業しました。今でも食事にはとても時間がかかります。食べ物を口に入れてから噛むまでに、食べ物の形を舌で確認してから噛むという作業が必要だからです。つい「早く食べなさい」と口出しするんですが、ご飯を残さず食べてくれるだけでありがたいと思わないとなぁと反省です。

口内の感覚過敏は比較的すぐに感じなくなりましたが、手足の感覚過敏はなかなか大変でした。とにかく手足に何か触れるのが苦手、靴下や手袋なんかもダメでした。子供が喜ぶであろう公園や砂場、室内のボールプールなんかが強敵でしたね。足の裏と手に少しでも砂やゴミがついてると固まって動けなくなってました。これを克服するために大量の紙を細かくちぎってビニールプールに入れ、その中に娘を放り込んでおままごとさせたりしました。結局成長するにつれて折り紙やお絵かきで遊ぶようになり、ハサミやのりが使えるようになるといつのまにかなくなりました。

他にもまだまだたくさんありますが、それはまた次の機会に・・・。

娘の場合、早い段階で「何か違うな」という違和感に気づけたこと、なんでも相談できる専門医に出会えたこと、通える距離に病院や発達支援センターがあったこと、これが成長していく中で大きな要因だったと思います。

早期発見により比較的早いうちから療育をスタートすることができて、小学校入学までに療育を卒業できたので。

不安に感じたら・・・

もしみなさんの中に何かおかしいのかなと感じている人がいたら、早いうちに地域の保健所や発達相談所などにお話ししてみることが大事だと思います。早期療育が子供の成長のためでもあり、ママがその子にどう接していけばいいのかということがわかってくるからです。

私は専門家ではないけれどグレーゾーンの娘と毎日向き合っています。もし私の経験が少しでも困っているママたちの助けになればいいなぁと思います。

みなさんの中で「こんなことに困ってます」「こういう時どうしていましたか?」というコメントももちろんウェルカムです!一緒に解決策を探しながら、子育てを楽しみましょう!

 

[:en]ここ数年、「発達障害」という言葉を聞く機会が増えて来たように感じます。さらに発達障害児の数が年々増加傾向にあるとも言われています。

そもそも皆さんは発達障害についてどの程度知っていますか?

発達障害とは・・・

発達障害には色々な種類があります。自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、学習障害など一言に発達障害と言ってもそれぞれ特徴が違います。さらにどれか診断がついても、実際の症状は人それぞれだったりします。

なかには診断がつかない人もいます。それが発達障害グレーゾーンといわれる人たちです。

我が家の長女もグレーゾーンに入ります。1歳前から発達障害の疑いで療育を始めましたが、結局小学校入学前の発達検査で発達の遅れがなく診断名はつかないまま発達外来と療育は卒業となりました。しかし実際は同年代のお友達より、できないことが多かったりします。

きっとこのブログを読んでるママたちの中には、子供の発達に悩んでいる方もいることでしょう。

そんなママたちの参考になればいいなぁと思って、少しだけ娘の特徴をお話しします。

娘と発達障害・・・

娘が発達外来を受診するきっかけとなったのは、前にも触れた一人座りができずに検診で要検査となったこと。大きな病院で再検査のために出会った先生が小児発達の専門医で、そこでいろいろと相談し始めたことで療育を受けられるようになりました。

当時の1番の悩みは離乳食を食べてくれないこと。歯科大病院を紹介してもらい、「摂食リハビリテーション科」に通い始めてすぐに口内の感覚過敏による摂食障害の診断が出ました。

その診断を聞いた時ショックを受けるというよりも、すごく安心しました。

 

(2歳半頃のリハビリ弁当。ほとんど食べることはできなかった)

結局4歳になるまで通い、娘はその病院で食べ物を噛むことを覚えリハビリは卒業しました。今でも食事にはとても時間がかかります。食べ物を口に入れてから噛むまでに、食べ物の形を舌で確認してから噛むという作業が必要だからです。つい「早く食べなさい」と口出しするんですが、ご飯を残さず食べてくれるだけでありがたいと思わないとなぁと反省です。

口内の感覚過敏は比較的すぐに感じなくなりましたが、手足の感覚過敏はなかなか大変でした。とにかく手足に何か触れるのが苦手、靴下や手袋なんかもダメでした。子供が喜ぶであろう公園や砂場、室内のボールプールなんかが強敵でしたね。足の裏と手に少しでも砂やゴミがついてると固まって動けなくなってました。これを克服するために大量の紙を細かくちぎってビニールプールに入れ、その中に娘を放り込んでおままごとさせたりしました。結局成長するにつれて折り紙やお絵かきで遊ぶようになり、ハサミやのりが使えるようになるといつのまにかなくなりました。

他にもまだまだたくさんありますが、それはまた次の機会に・・・。

娘の場合、早い段階で「何か違うな」という違和感に気づけたこと、なんでも相談できる専門医に出会えたこと、通える距離に病院や発達支援センターがあったこと、これが成長していく中で大きな要因だったと思います。

早期発見により比較的早いうちから療育をスタートすることができて、小学校入学までに療育を卒業できたので。

不安に感じたら・・・

もしみなさんの中に何かおかしいのかなと感じている人がいたら、早いうちに地域の保健所や発達相談所などにお話ししてみることが大事だと思います。早期療育が子供の成長のためでもあり、ママがその子にどう接していけばいいのかということがわかってくるからです。

私は専門家ではないけれどグレーゾーンの娘と毎日向き合っています。もし私の経験が少しでも困っているママたちの助けになればいいなぁと思います。

みなさんの中で「こんなことに困ってます」「こういう時どうしていましたか?」というコメントももちろんウェルカムです!一緒に解決策を探しながら、子育てを楽しみましょう!

 

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